「再建築不可物件」って、聞いたことはあるけど、実際どんな物件?
「住み続けられるの?」「買って大丈夫?」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。今回は、再建築不可物件のメリット・デメリット、そして購入時の注意点まで、わかりやすく解説していきます!
再建築不可物件とは?
簡単に言うと、 老朽化や災害などで家が壊れても、新しく建て直しができない物件 のことを指します。
京都では、 細い路地が多く、建築基準法上の道路に2m以上接道していない という理由で、再建築不可物件が多いんです。
再建築不可物件=買っちゃダメ?
いいえ、そんなことはありません!
確かにデメリットもありますが、 価格が安く、静かな環境 など、魅力もたくさんあります。
メリット
- ** 価格が安い!** 再建築可能な物件と比べて、お得に購入できることが多いです。
- ** 税金がお得!** 固定資産税や相続税評価額が低くなる傾向があります。
- ** 景観が変わらない!** 周囲も再建築不可物件が多い場合、昔ながらの街並みが守られます。
- ** 投資物件としても魅力的!** 賃料相場は再建築可能な物件と変わらないため、高利回りも期待できます。
- ** 静かで安全な住環境!** 車が通らないので、静かで、子ども連れのファミリーにも安心です。
デメリット
- ** 住宅ローンの審査が厳しい…** 担保価値が低いため、審査が通りにくい場合があります。
- ** 災害時に再建築できない…** 万が一、家が壊れても建て直しができません。
- ** 売却時に価格が下がってしまう…** 再販価値は不動産会社の販売力に左右されます。
- ** 用途変更が難しい…** 旅館や店舗などへの転用が難しい場合があります。
再建築できるケースも?!
実は「救済措置」があり、条件を満たせば再建築が認められる可能性も!
例えば、 建築基準法上の道路に面していない場合でも、周囲の状況から問題ないと判断されれば、特別な許可が下りる 場合があります。
住宅ローンはどうする?
一般的に住宅ローンの審査は厳しいですが、諦めるのはまだ早いです!
- 現金で購入
- 京町家ローン
- 特殊物件を扱うローン
- 他の不動産を担保にする
- 公務員共済、リフォームローン、フリーローン
など、様々な方法がありますので、まずは不動産会社に相談してみましょう。
まとめ
再建築不可物件は、メリット・デメリット、そして購入方法や注意点などをしっかり理解した上で検討することが大切です。
「価格が安い」「静かな環境に住みたい」という方には、再建築不可物件も選択肢の一つ。
信頼できる不動産会社に相談しながら、あなたにぴったりの物件を見つけてくださいね!