「建築学科に入ったはいいけど、デザイン課題が難しすぎて心が折れそう…」
「周りの友達はすごい作品を作るのに、自分だけ全然ダメで辛い…」
そんな悩みを抱えている建築学生のあなたへ。
大丈夫です!私もかつてはあなたと同じように、絶望的なまでにセンスがないと思っていました。
でも、ある方法を試したことで、少しずつデザインが上達していったんです。
その方法とは…ずばり、「優れた作品の徹底的な模写」です。
Contents
なぜ「たくさんの建築を見よう」だけではダメなのか?
デザイン上達のコツとして、「たくさんの建築を見よう!」というアドバイスをよく耳にしませんか?
もちろん、たくさんの建築に触れることはとても大切です。
しかし、ただ漫然と見ているだけでは、本当の意味でデザインを理解することはできません。
例えば、野球のカーブを習得したいとします。
フォームを学ぶために動画を見ることは大切ですが、それだけでは実際にカーブを投げることはできませんよね?
実際にボールを握り、何度も投げる練習を繰り返すことで、初めてカーブを習得することができます。
デザインも同じです。
優れた建築作品をただ「見る」だけでなく、実際に手を動かして「模写」することで、デザインの法則やテクニックを深く理解し、自分のものにすることができるのです。
模写でデザインスキルを爆上げ!具体的な方法とは?
具体的な模写の方法について、以下の3つのステップで解説していきます。
ステップ1:作品を徹底的に分析する
模写する前に、まずは作品の構成要素を徹底的に分析しましょう。
- 全体構成: 作品全体の構成はどうなっているのか?
- 空間の繋がり: 空間と空間はどのように繋がっているのか?
- 動線: 人の動きはどのように設計されているのか?
- 素材: どのような素材が使われているのか?
- 光: 光はどのように取り入れられているのか?
- 色彩: どのような色彩計画がされているのか?
これらの要素を意識しながら分析することで、デザインの意図やテクニックが見えてきます。
ステップ2:実際に手を動かして模写する
分析結果を踏まえ、実際に手を動かして模写してみましょう。
この時、単に見た目を似せるのではなく、「なぜこのデザインになっているのか?」を常に考えながら模写することが重要です。
ステップ3:自分の作品に応用する
模写を通して得た知識や技術を、自分の作品作りに活かしていきましょう。
最初は上手くいかないことの方が多いかもしれませんが、諦めずにチャレンジしていくことが上達の鍵です。
まとめ
「センスがない…」と諦める前に、まずは「模写」を試してみてください。
継続することで、必ずあなたのデザイン力は向上します。
この記事が、あなたの建築デザイン上達の一助となれば幸いです。