建築学科に入学して、夢と希望に満ち溢れているあなたへ。
しかし、その一方で、「建築学科ってどんなところだろう?」「どんなことをすれば将来に繋がるんだろう?」と不安に思っている人もいるのではないでしょうか?
大学生活はあっという間に過ぎていきます。
そこで今回は、現役設計士である私が、建築学生時代にやっておくべきことを15個厳選して紹介します。
これらのことを実践すれば、きっと充実した学生生活を送りながら、将来の夢に近づくことができるはずです。
現役設計士が教える! 建築学生が絶対にやるべき15のこと
1. 設計課題に全力投球!: 建築学科の華である「設計課題」は、楽しい反面、大変な作業の連続です。それでも、自分のアイデアを形にする喜びは、他の何にも代えがたいものです。
2. 本を読みあさる: 偉大な建築家たちの考えに触れ、自身の設計に活かしましょう。建築史、設計論、建築家の自伝など、様々なジャンルの本を読むことをおすすめします。
3. 講演会で生の声を聴く: 第一線で活躍する建築家の話を直接聞くことで、刺激を受け、モチベーションを高めることができます。積極的に質問してみましょう。
4. 建築についてとことん考える: 社会に出ると、時間に追われてじっくり考える余裕がなくなります。学生時代に、建築に対する自分の考えを深めておきましょう。
5. 交流の輪を広げる: 先輩や後輩、他大学の建築学科の学生と交流することで、刺激を受け、視野を広げることができます。将来、仕事で繋がる可能性もあります。
6. 建築巡礼の旅へ: 写真や図面だけではわからない、空間のスケール感や素材感を肌で感じ取ることができます。 国内だけでなく、海外にも足を運んでみましょう。
7. 海外旅行・留学で視野を広げる: 異なる文化圏の建築に触れることで、新たな発見や感動を得られます。留学すれば、専門知識を深めるだけでなく、語学力も身につきます。
8. 興味があることには何でも挑戦: 学生のうちは、失敗を恐れずに、色々なことにチャレンジしてみましょう。サークル、ボランティア、インターンシップなど、選択肢は無限大です。
9. 設計事務所でアルバイト: 実際の設計事務所の雰囲気を体感し、プロの仕事の進め方を学ぶことができます。 複数の事務所を経験することで、自分に合った事務所を見つけられる可能性も高まります。
10. 建築系ソフトを使いこなす: AutoCAD, Vectorworks, SketchUp, Rhino, Lumionなど、建築業界で標準的に使われているソフトを習得しましょう。 就職活動でも有利になります。
11. コンペに挑戦: 設計課題とは異なる視点で、自由な発想を競い合うことができます。 入賞すれば、自信にも繋がり、就職活動でもアピールポイントになります。
12. 自己投資を惜しまない: 建築関連の書籍はもちろん、自分自身のスキルアップにつながるものには積極的に投資しましょう。 時間とお金の使い方を見直すことも大切です。
13. 一人暮らしを検討: 設計課題に集中できる環境を作るためには、一人暮らしも選択肢の一つです。 時間管理がしやすくなるというメリットもあります。
14. SNSで情報発信: 自分の作品や活動を発信することで、多くの人に見てもらう機会が得られます。 就職活動にも役立ちますし、思わぬ人脈に繋がる可能性もあります。
15. 時間管理を制するものは、学生生活を制す: 限られた時間を有効に使うために、スケジュール管理を徹底しましょう。 特に、設計課題は計画的に進めることが重要です。
学生のうちにやっておくべきことの判断基準
- 時間の掛かること
- 社会人になると取り組みにくいこと
- 将来につながりそうなこと
逆に、おすすめしないこと
- ゲームに明け暮れる
- 不規則な生活リズム
- その瞬間の楽しさばかりを優先する
上記を踏まえ、悔いのない充実した建築学生生活を送ってください!